iPhone 15 Pro Maxを入手して、iOS 17の環境になりました。
それに伴い、パスキーに関するAPIがサードパーティ業者に開放されたので、1Passwordのパスキー機能も正式版へとアップされました。
元々、Windows PC、iPhone、Androidタブレット間を1Passwordでログイン情報を管理しており、特にWindowsとiPhoneは使用頻度も高かったので、iPhone正式対応は朗報でした。
Now available: Save and sign in with passkeys using 1Password in the browser and on iOS | 1Password
Passkeys are the future of online security. Learn how 1Password is introducing passkey support on the web and iOS so you can sign in faster and more securely.
早速、iPhone 15 Pro Maxで体験しようとしましたが、設定上は1Passwordを使用するようにしているにも関わらず、どうにもパスキーに関するプロンプトが立ち上がらず、使用できない状態でした。
結果的には1Passwordのアプリ自体を再インストールするだけで、パスキーに関するプロンプトが立ち上がるようになり、パスキーが利用できるようになりました。
あまり話題になっていないので、iPhone 12 Pro MaxからiPhone 15 Pro Maxに移行する際に、クイックスタートを使ったとか、何かしらの要件が重なった場合、再インストールが必要なのかもしれません。
もし、設定は合っているのに、折角のパスキー機能が使用できない。といった場合には、アプリの再インストールをおすすめいたします。
追記
アプリの設定を調整した所、パスキーが利用できなくなりました。
どうやら、「設定」→「自動入力」→「入力候補を表示」がONになっていないと、パスキー利用の提案プロンプトが表示されないようです。
現時点ではバグなのか、仕様なのかは分かりませんが、ちょっと不便です。(個人的には入力候補の表示は要らないんですよね…)